【先達の伝言】歩くから道になる 歩かなければ草が生える

歩くから道になる 歩かなければ草が生える

出典:相田みつを

「忙しい状態でいること。悩みをかかえた人間は、絶望感に打ち負けないために、身を粉にして活動しなければならない」(道は開ける, p105, D.カーネギー)

自分の落ち込みが回復に向かうきっかけになったのが、この言葉だったと数日前に書き込みました。

書き込んでから、なんでこれがこんなに効果があったのかとあれこれ考えていました。

最初はただ闇雲に忙しくしても空しいだけで達成感もなく、逆につらくなるんじゃないかと不安も感じていました。でもまあ立ち止まっているよりかはまだマシか程度の考えで、「やれることリスト」を書き出してはじめてみました。

ちょうど同じ頃、職場の入り口の小さな置物に、相田みつをの言葉が書かれていることに気づきました。

「歩くから道になる 歩かなければ草が生える」(相田みつを)

歩き始めてみて(=とにかく忙しくしてみて)、最初はたぶんぐるぐる回っていただけでした。進むにしても蛇行しながら歩いていたと思いますが、蛇行しながらでも自分の道を作っていたのですから、数日歩けばある方向へ向かい始めたんだと思います。

ぐるぐる回ってもがいていた時でも、たぶん潜在意識では少しでも良い方向へ行きたいと念じていたはずです。だから少しでも自分が動き出すと、潜在意識が働いて、どん底状態から脱出するきっかけになったのではと考えています。

いま自分に「動いたもん勝ち」と言いきかせています。
by tatlee | 2009-09-20 22:55 | 先達の伝言